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恐れや不安を手放すシンプルな方法と20のヒント

恐れや不安を手放すシンプルな方法と20のヒント

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

[アイキャッチモデル: 茜さやさん]

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恐れ(不安)とは

恐れというのはあなたが新しいことやポジティブなことをやろうとする時、忍び寄りあなたの足をひっぱる困った感情です。

恐れは想いを叶えよとするその裏で「できなかったらどうしよう」「失敗して笑われたくない」とあなたの耳元でささやいてきます。

その言葉に耳を傾けてしまうと、足がすくんでしまったり心が縮むような氣持ちになったりします。

恐れや不安を乗り越えることは誰もが学べるスキルです。

ただ多くの人が恐れにしがみついていることに氣付いていません。

恐れは、外見から見える以上に根が深く人格の一部になってしまっているのではと感じることすらあります。

恐れに向きは準備が出来ていないと乗り越えることは困難です。

ただこのブログを読んでくださっているあなたなら、次のステップへ進む準備が出来ていると信じています。

全ての恐れを乗り越えることはできなくても、その存在に氣付き正面から向かい合おうとするあなたに幸せがきっと訪れます。

では恐れを手放す方法をご紹介していきます。

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不安が存在する意味

不安は嫌な氣持ちですが、不必要な感情ではありません。

不安があることで、私たちは、将来のリスクから身を守ることができます。

例えば、「災害が起こるかもしれい」という不安があるとします。

この不安があることで、災害が起きた時のために、避難場所を調べておいたり、防災グッズを用意したりすることが出来ます。

もし、「災害が起こるかもしれい」という不安がなければ、そういった災害への備えをすることはなく現実に災害が起きた時に、危険なことになってしまうリスクが上がります。

恋愛の場合でも相手があなたの事をどう思っているのか不安になる場合があると思います。

この不安のある事で、相手に対して好意を持ってもらうような行動や気遣いをします。

ここで「相手があなたの事をどう思っているのか」という不安がなければ、相手に対して好意を持ってもらうような行動や気遣いがないので、相手に嫌われてしまうような結果になります。

余談ではありますが、変質的なストーカーというはこの不安感の欠如による一方的な思いの為に犯罪に走るのかもしれません。

不安とは、将来の危険から身を守る、役に立つ感情の1つなのです。

Point

不安がある事で、人間は危険に対して備えを万全にできる

 

不安になる仕組み

同じ出来事に出会ってもそれを不安と感じる人もいれば、感じない人もいます。

出来事は同じでも、感じ方が変わるということは、出来事そのものが、不安を引き起こしているということではありません。。

出来事そのものではなく、出来事に対してあなたがどう捉えるか?どう考えるか?によって不安は生まれます。

×出来事→不安

◎出来事→考え方→不安

地震を例に挙げてみると、地震に対して「死ぬかもしれない」「家が壊れるかもしれない」「生活ができなくなるかもしれない」と考えると、不安が高まってきます。

逆に、地震に対して「あらかじめ備えてあるから大丈夫」と考えると、不安はそれほど高まりません。

同じ地震であっても捉え方、考え方が変れば、感じる不安の度合いは変化します。

  • 例1:地震→【死ぬかも】→不安
  • 例2:地震→【大丈夫】→安心
Point

不安は、あなたの思考(考え方)によって生まれる

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不安に適応する

ずっと同じ不安を感じ続けていると、良くも悪くも、人はその不安に適応します。

言い換えれば、あなたが今感じている不安を、ずっと同じレベルで感じ続けるという事は不可能だということです。

毎日、何かしらの不安は感じているかもしれませんが、仕事をしているときや、食事をしているとき、入浴中など、不安を忘れている時というの必ずあるはずです。

必ずどこかのタイミングで氣持ちを切り替えて、不安を無意識に脇に置いたり、意識的に不安に踏ん切りをつけたりして、不安はあるけれど、生活するようになるものです。

人間というのは適応能力の高い生き物です。

寒い地域では、寒い気候に、暑い地域では、暑い気候に、海の近くでは、海の生活に、山の近くでは、山の生活にそれぞれ適応して、環境に適応しながら生き延びてきました。

同じように、不安のある環境であっても、不安を感じながらでも生活ができるように心を適応させて生きていくことができます。

ただこれは、不安が無くなるということではありません。

Point

不安を感じていたとしても、生きていく術を身につけられるということです。

不安にとらわれる要因

不安を感じるということは、誰にとっても自然なことです。

むしろ、不安を感じることよりも、不安にとらわれ続けていることの方が問題です。

ほとんどの人は、不安がなぜ生まれるのか不安の原因を氣にしがちです。

しかし不安の原因はごく普通にありふれたものという場合が多く、原因がわかったところで、どうすることもできない場合が少なくありません。

例えば「地震が不安であること」の原因は「将来の地震の可能性」ですが、日本に住んでいる限り地震の可能性がゼロになることはありえないでしょう。

ほかにも、「相手があなたの事をどう思っているのか」というのはあなた本人の問題ではなく相手の問題なのでやはりどうすることもできません。

すこし視点を変えて、不安の原因ではなく、不安にとらわれ続けている要因に目を向けてみてください。

例えば、地震が不安でエレベーターに乗れない人がいるとします。

『エレベーターの中で地震が起きたら、閉じ込められてしまうのではないか』と不安でエレベーターに乗れずにいます。

通常、どんなに不安な状況でも、その状況にさらされ続けると自然とその不安に適応して不安がありながらも生活ができるようになります。

実際はエレベーターが止まることは稀ですしもし止まったとしてもすぐに復旧しますからエレベーターに乗り続ければ「乗ったけど、大丈夫だった」という経験を繰り返し、不安がありながらもエレベーターに乗ることが苦痛ではなくなってきます。

一方で、エレベーターに乗ることを避けているとどうでしょう?

「乗ったけど、大丈夫だった」という経験をするチャンスがなくなり、エレベーターを氣にするたびに地震の不安にとらわれ続けます。

この場合、地震の不安にとらわれ続けている要因は、「エレベーターを避ける行動」ということになります。

不安に対処するためにエレベーターを避けているはずが、それによって逆に、不安にとらわれ続けているのです。

臨床心理学では、このような要因を「不安の持続要因」というそうです。

不安の原因を変えることは困難でも、不安にとらわれる要因を変えることは可能である場合が少なくありません。

逆に言えば、不安の原因が変わらなくても不安の持続要因さえ変われば、自然と不安に適応することができるとも言えます。

 

Point

不安の原因よりも、不安にとらわれる要因が重要



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